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牒状
「牒状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
牒状の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
居所を決めておるか」
「さだまる住居はない」
「住居がわからなくては、果し合いの
牒状が遣せぬ」
「ここで、お決め下さらば、違約なくその時刻に、お出会い申す」
「....
「三国志」より 著者:吉川英治
復仇の意謀にもとづいてかく牽制するところの現われなり。 今し、南風に託し、一便の
牒状をもたらしたまわば、即ち、内に乱を発し、曹操の首を火中に挙げて呉陣に献ぜん。....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
は、ていねいになった。虚無僧二人は、大塔ノ宮の党人、三木俊連の家来であり、合力の
牒状を持って、これへ潜行して来た者とのことだった。 その合力状によると。 か....