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牙旗
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三国志」より 著者:吉川英治
く近々と小沛の県界まで押してきた。 ところがその日、一陣の狂風が吹いて、中軍の
牙旗がポキッと折れた。 あまり御幣はかつがない曹操だが、着陣したその日なので、....
「三国志」より 著者:吉川英治
し、近く兵糧軍需の資を、船に移して、江を渡って貴軍に投ぜんとす。――不日、青龍の
牙旗をひるがえした船を見たまわば、即ち、われら降参の船なりとご覧ぜられ、水寨の弩....
「三国志」より 著者:吉川英治
兵船に満載し、いつぞやお約束のごとく、貴軍へ降参に参ります。依って、船檣に青龍の
牙旗をひるがえした船を見給わば、これ呉を脱走して、お味方の内へすべり込む降参船な....