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牛の一
「牛の一〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
牛の一の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「灰燼十万巻」より 著者:内田魯庵
棟木のように一つに固まって真黒に焼けて了った。世界の大美術書の総数に比べたなら九
牛の一毛どころか百
牛の一毛にも当るまいが、シカモ世界の文献に乏しい日本では此の百....
「牛」より 著者:岡本綺堂
ったかも知れないが、この捕物には牛も一役勤めたわけだ。」 「そうすると、四年前の
牛の一件が小雛の頭に強く沁み込んでいたので、この危急の場合に一種の幻覚を起したの....
「食べもの」より 著者:佐藤垢石
いことだ。 だからといって、私の百坪前後の野菜を根こそぎ舁ぎだしたところで、九
牛の一毛にも値せぬ。さらに多くの野菜を都会人に食べさせたいと思えば、もっともっと....
「千曲川のスケッチ」より 著者:島崎藤村
ろは無い。そして土質を荒したり、固有の草地を制服したりしつつある。 屠
牛の一 上田の町はずれに屠牛場のあることは聞いていたがそれを見る機会もなしに過....
「雪の宿り」より 著者:神西清
心を叱る。京の滅びなど此の眼で見て来たことは、恐らくはこの度の大転変の現われの九
牛の一毛にしか過ぎまい。兵乱はようやく京を離れて、分国諸領に波及しようとする兆し....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
すね、我々の粉本の中に納められているものは……何種あったか、ちょっと忘れたが、九
牛の一毛だ」 その時、夜の外の窓口に、あわただしい人声があって、 「番所の先生....
「闘牛」より 著者:野上豊一郎
だろう。しかし、誰もそんな初心な見物人を問題にする者はなかった。六万の目は熱心に
牛の一対の角の上に集まっていた。馬の右腹は野球の捕手《キャッチャ》の胸当《プロテ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
よび諸樹を招《よ》ぶに、皆来れどもアルサンクタンてふ人の一族とアルサイイルてふ水
牛の一族と若干種の樹は来らず。オーンこれを詛《のろ》う。それからアルサンクタンの....
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
問うに、熊楠らは実際全くこれに反せる悪結果のみを睹《み》るなり。 よってその九
牛の一毛を例示せんに、西牟婁郡川添村は、十|大字《おおあざ》、九村社、五無格社、....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
る処が内ロースだそうです。もっとも上等の牛肉屋ではそんな事もありますまいけれども
牛の一頭を屠《ほふ》ると上の半分は屋敷行き下の半分は牛鍋屋行きと申すそうですから....
「日輪」より 著者:横光利一
雲のように棚曳いた対岸の芒の波を蹴破って、奴国の陣地へ突進して来た。奴国の兵は野
牛の一団が真近まで迫ったときに、一斉に彼らの群へ向って矢を放った。牛の群は鳴き声....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
に「道誉が」とか「佐々木が」とか言い騒めいているのだった。 訊けば。近くの佐女
牛の一邸へ、佐々木道誉の手勢二、三百人が今暁から帰って来て、久しく空けていたやか....