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牛耳を執る
「牛耳を執る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
牛耳を執るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
言った。 「今になって、想い当たる。宮川先生も君、あれで中津川あたりじゃ国学者の
牛耳を執ると言われて来た人ですがね、年をとればとるほど漢学の方へ戻って行かれるよ....
「藪の鶯」より 著者:三宅花圃
わが国の索漏生《ふろいせん》王をして日耳曼《ぜるまん》一統の帝とし。今では欧州で
牛耳を執るというまでにて。よそほかの国にはなんの利益もない。レセップはそうではな....