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牛頭天王
「牛頭天王〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
牛頭天王の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
の蓄髪と縁付きと肉食と還俗もまた勝手たるべしということになった。従来、祇園の社も
牛頭天王と呼ばれ、八幡宮も大菩薩と称され、大社|小祠は事実上仏教の一付属たるに過....
「迷信解」より 著者:井上円了
その縁起を見るに、歳徳神は南海の沙竭羅竜王の御娘にして天下第一の美人なるゆえに、
牛頭天王これをうけて后としたてまつり、八人の王子を産みたまえり。その王子が八将神....
「知々夫紀行」より 著者:幸田露伴
地に過ぎて、熊谷という駅夫の声に驚き下りぬ。ここは荒川近き賑わえる町なり。明日は
牛頭天王の祭りとて、大通りには山車小屋をしつらい、御神輿の御仮屋をもしつらいたり....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
は広峰山という山がある。そこに籠りまして、インドから持って来た仏天を祭っている。
牛頭天王は祇園精舎の鎮守の神であるが、それに観音を礼拝していたのである。孝徳天皇....