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牛鬼
「牛鬼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
牛鬼の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「灯明之巻」より 著者:泉鏡花
変った……何か、可恐い、可怪い事でもあるのかね。饂飩酒場の女房が、いいえ、沼には
牛鬼が居るとも、大蛇が出るとも、そんな風説は近頃では聞きませんが、いやな事は、こ....
「涼亭」より 著者:田中貢太郎
な煙が立っている。蒲留仙はこうして旅人を待っていて、茶を勧め、淡巴菰を喫まして、
牛鬼蛇神の珍らしい話をさせ、それを「聊斎志異」の材料にしているところである。 そ....
「山の人生」より 著者:柳田国男
見出すことがやや難くなっているのである。『作陽志』には美作苫田郡|越畑の大平山に
牛鬼と名づくる怪あり。寛永中に村民の娘年二十ばかりなる者、恍惚として一夜男子に逢....