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「牡丹灯籠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

牡丹灯籠の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
|埓はこの次までお預りに致しましょう。 十九 引続きまする怪談牡丹灯籠のお話は、飯島平左衞門の家来孝助は、主人の仇なる宮野邊源次郎お國の両人が....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
うぶし》にあわせて、『石童丸《いしどうまる》』『出世景清《しゅっせかげきよ》』『牡丹灯籠《ぼたんどうろう》』『四谷怪談』などの写し絵をうつして見せる。 この『....
役者の一生」より 著者:折口信夫
を考えないところの役もずいぶんある。例えば「四千両小判梅葉」の野州無宿の富蔵・「牡丹灯籠」の伴蔵・宇都谷峠の文弥殺しの十兵衛などがそれで、唯菊五郎がやったからや....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
てならない一人のように認められることになったのは、二十五年の盆興行に歌舞伎座の「牡丹灯籠」で萩原新三郎を勤めた時からである。その新三郎はひどく評判がよかった。そ....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
座、市村座に旗揚げをなし、これも相当の成績を収む。 ○七月、歌舞伎座にて円朝の「牡丹灯籠」を脚色して上演。一月の「塩原多助」にも劣らざる好評。 ○九月、青年俳優....
怪談牡丹灯籠」より 著者:鈴木行三
称うと士班釵の翁はいいけり真なるかな此の言葉や此のごろ詼談師三遊亭の叟が口演せる牡丹灯籠となん呼做したる仮作譚を速記という法を用いてそのまゝに謄写しとりて草紙と....
怪談牡丹灯籠」より 著者:鈴木行三
が演ずる所の説話を其の儘に直写し片言隻語を改修せずして印刷に附せしは即ち此の怪談牡丹灯籠なり。是は有名なる支那の小説より翻案せし新奇の怪談にして、頗る興あるのみ....