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牧野富太郎
「牧野富太郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
牧野富太郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
氏の無脊椎動物の性に関する研究も亦有名だ。東大の田中茂穂博士の日本産魚類の分類や
牧野富太郎博士の日本産植物の分類――本年度朝日賞受領者の一人――も亦有名だ。九大....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
はる。旅中では扱い兼ねる代物《しろもの》は写生にとって、図解と註釈とを記入する。
牧野富太郎はだしの熱心を以て、道中、ことに胆吹の薬草の整理に取りかかっているので....
「随筆難」より 著者:寺田寅彦
ある「相撲取草」とは邦語の学名で何に当るかという質問を受けて困ってしまって同郷の
牧野富太郎博士の教えを乞うてはじめてそれが「メヒシバ」だということを知った。その....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
崎常正(灌園)筆(着色)、この肖像画は元岩崎家遺族から本郷の一書肆に出たもので、
牧野富太郎が買い取り白井光太郎君に譲渡したものであるが、今は上野の国立図書館に蔵....
「不苦心談」より 著者:森鴎外
の花弁である。あれが原文にブレッテルとしてあったので、私は葉と訳した。それは後に
牧野富太郎君に尋ねて知るまで、あの植物の形をはっきり想い浮べていなかったためであ....
「訳本ファウストについて」より 著者:森鴎外
花はステルンブルウメと原本にある。それを江南紫と書いたが、私自身に不安心なので、
牧野富太郎さんに問い合せた。すると牧野さんが精しく調べて返事をして下すった。どう....