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物新しい
「物新しい〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
物新しいの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
此の後の余等の住居になるかと思えば何とやら不思議な国へ住居する様な心地がしてただ
物新しい感じがする、居心《いごころ》は何の様だろう、何の様な事柄に出会すだろうと....
「写生紀行」より 著者:寺田寅彦
、そこの甘藷畑の中の小高い所にともかくも腰をかけて絵の具箱をあけた。なんとなしに
物新しい心のときめきといったようなものを感じた。それは子供の時分に何か長くほしが....
「源氏物語」より 著者:紫式部
ある。貴族の令嬢が多く女房になっていた。移りやすい心の兵部卿の宮は、そうした中に
物新しい感じのされる人を情人にお持ちになりなどして、宇治の人をお忘れになるのでは....