物見櫓[語句情報] »
物見櫓
「物見櫓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
物見櫓の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十万石の怪談」より 著者:佐々木味津三
白旗を高々と押し立ててザクザクと長蛇のごとく勇ましげに進んでいった。 それをお
物見櫓の上から見おろし乍ら、悦ばしげに君侯の呼ばわり励ます声が、冴えざえと青白く....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
したが、次の日からは、城内にいて配る眼も、おのずから違って来ていた。 或る日、
物見櫓の下で、すれちがッた一少年がある。城内には小姓や下屋の童も多い。しかし、ど....