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「物類称呼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

物類称呼の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
』、古き歌に「嫁の子のこねらはいかになりぬらん、あな美はしとおもほゆるかな」、『物類称呼』に、鼠、関西にてヨメ、また嫁が君、上野《こうずけ》にて夜の物、またヨメ....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
あったろうが、大体に都府の近くにあるものを、新らしい流行と見てよかろうと思う。『物類称呼』は百七八十年前の採集であるが、その中には薺を尾張あたりで爺の巾着婆の巾....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
。それが例の蒙求を囀るという諺の引続きであって、しかも句としては新らしかった。『物類称呼』は安永年間の書物であるが、あの中には関東で「一筆啓上せしめ候」、遠江国....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
作業があった。日本の農村生活の変遷を窺うべき好史料に、吾山という俳人の編輯した『物類称呼』五巻がある。安永四年の序文を掲げてあるが、その中にはすでに遠江のカナコ....