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「犬吠埼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

犬吠埼の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
難船小僧」より 著者:夢野久作
イ憐れなものであった。 そうして俺達はソレッキリ伊那少年の姿を見なかったのだ。犬吠埼から金華山沖の燈台を離れると、北海名物の霧がグングン深くなって行く。汽笛を....
怪塔王」より 著者:海野十三
北緯三十六度、東経百四十四度! それが遭難機の位置になります。 そこは、犬吠埼からほとんど真東に、三百キロメートルばかりいった海中です。 いや、海中で....
昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
』をつくっています。これが出来上ると、私《わし》は、すぐに『オリオン』につんで、犬吠埼《いぬぼうさき》の沖へ出動しますよ。」 博士は、そこで一息ついて、三人の....
西航日録」より 著者:井上円了
だちに二十日に移れり。その後は毎日冷気を覚え、深霧にとざさる。二十六日午後三時、犬吠埼の灯台を望む。二十七日横浜入港、六時検疫あり、七時上陸す。太平洋航海中は、....