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「犬塚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

犬塚の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
二人の友」より 著者:森鴎外
語でなくてはならない。芸者が臥所《ふしど》へ来た時、君は浜路《はまじ》に襲われた犬塚《いぬづか》信乃《しの》のように、夜具を片附けて、開き直って用向を尋ねた。さ....
カズイスチカ」より 著者:森鴎外
ば》の出ようが無い。あの報告は生活の印象主義者の報告であった。 花房は八犬伝の犬塚信乃《いぬづかしの》の容体に、少しも破傷風らしい処が無かったのを思い出して、....
押絵の奇蹟」より 著者:夢野久作
てられて行くような気持ちになりました。 その中《うち》の一枚は八犬伝の一節で、犬塚信乃《いぬづかしの》と犬飼現八《いぬかいげんぱち》が芳流閣《ほうりゅうかく》....
食堂」より 著者:森鴎外
の先生は、同じ痩せても、目のぎょろっとした、色の浅黒い、気の利いた風の男で、名を犬塚という。某局長の目金で任用せられたとか云うので、木村より跡から出て、暫くの間....
初恋」より 著者:矢崎嵯峨の舎
という作者の書いた八犬伝という本を読みましたが、その本に出る人で……」とかの犬飼犬塚の両犬士が芳流閣上より転び落ちて、つい行徳へ流れついたことを話して、その犬士....
田沢稲船」より 著者:長谷川時雨
しおん》。犬飼現八《いぬかいげんぱち》は森田思軒で、紫に猿猴杉《えんこうすぎ》。犬塚|信乃《しの》が尾崎紅葉で緋色《ひいろ》と芙蓉《ふよう》。犬田|小文吾《こぶ....
キド効果」より 著者:海野十三
一生懸命に理解しようと、三曲線をその網膜に送りこんでいる。(容疑者の烏山と磯谷と犬塚――すると、これは三人の容疑者に関するものらしい。三人の容疑者と……ハテナ…....
馬琴の小説とその当時の実社会」より 著者:幸田露伴
もなかなか居りませぬ人物です。当時どころではありません。明治の聖代の今日だって、犬塚信乃だの犬飼現八だの、八郎御曹司為朝だの朝比奈三郎だの、白縫姫だの楠こまひめ....
八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
空しく落ち 迷霧開く時銃忽ち鳴る 狗子何ぞ曾て仏性無からん 看経声裡|三生を証す犬塚信乃 芳流傑閣勢ひ天に連なる 奇禍危きに臨んで淵を測らず ※歩敢て忘れん慈父....
ある恋の話」より 著者:菊池寛
盆興業でした。馬琴の八犬伝を守田座の座附作者が脚色したのが大変な評判で、染之助の犬塚信乃の芳流閣の立ち廻りが、大変よいと云う人の噂でありましたので、私はまた堪ら....