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「犬子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

犬子の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
ばしゅう》』猿の尻木枯ししらぬ紅葉かな、『尤《もっとも》の草紙』赤き物猴の尻、『犬子集』昔々《むかしむかし》時雨《しぐれ》や染めし猿の尻、また丹前能日高川の故事....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ウ/\/\とある。これは闘う時声常に異なり劇しい故コキをコキャと変じたらしい。『犬子集』一四に「ととよかかよと朝夕にいう」「鶏や犬飼う事をのうにして」。只今は犬....
十二支考」より 著者:南方熊楠
山伏」に犬ビョウビョウと吠える。寛永十年に成った、松江重頼《まつえしげより》の『犬子集《えのこしゅう》』一に、「びやう/\と広庭にさけ犬桜」、巻十七に「びやう/....
八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
秋 賢妻生きて灑ぐ熱心血 名父死して留む枯髑髏 早く猩奴名姓を冒すを知らば 応に犬子仇讐を拝する無かるべし 宝珠是れ長く埋没すべけん 夜々精光斗牛を射る ....