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「犬山城〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

犬山城の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
(青山二代目)もまた、徳川|方に味方し、馬籠の砦にこもって、犬山勢を防いだ。当時犬山城の石川備前は木曾へ討手を差し向けたが、木曾の郷士らが皆徳川方の味方をすると....
不尽の高根」より 著者:小島烏水
原始味の併行した美しさを高めることは出来ない。木曾川を下って、白帝城に擬せられた犬山城があるために、日本ラインの名を、(好むにせよ、好まざるにせよ)いかに適切に....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
幅も広く平流となって、何らの危険もなくなったと共に平凡な景色となった。ただ或る時犬山城が左岸に櫓や石垣を聳えさせているのが目を引いたのみであった。この日は桑名へ....