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狂言綺語
「狂言綺語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
狂言綺語の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「仇討たれ戯作」より 著者:林不忘
た。あまりに人死にが多く全篇血をもって覆われて荒唐無稽をきわめているのが、いくら
狂言綺語とはいえ人心を害《そこな》うものだという建前に発しているので、自分は一つ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
主頭を振り立てて踊ろうというほどの豪傑はなかろう。第一、それでは寺法が許すまい。
狂言綺語《きょうげんきぎょ》といって、文字のあやでさえもよしとはしない仏弟子が、....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
うであります。というのは、この老尼は修行のために、ここに静処を求めたのではなく、
狂言綺語《きょうげんきご》の閑居を楽しまんとする人であったからでしょう。様こそ法....