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「狐付き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

狐付きの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
知じゃありませんか」と鼻子は乙《おつ》にからまって来る。「君知ってるか」と主人は狐付きのような顔をして迷亭に聞く。迷亭も馬鹿気《ばかげ》た調子で「僕は知らん、知....
十二支考」より 著者:南方熊楠
邇の後胤と自信せる姫が子を産む時自ら和邇のごとく匍匐《は》ったのであろう、言わば狐付きが狐の所作犬神付きが犬神の所作をし、アフリカで※神が高僧に詑《つ》く時言語....
謡曲黒白談」より 著者:夢野久作
や足を痙攣的に動かして拍子を取っている御仁がある。知らぬものは一寸驚くが、これは狐付きでも何でもない。謡曲の第三期中毒者で、些しも危険の恐れのない発作症状を今現....