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狐猿
「狐猿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
狐猿の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
れに附き物が有りますよ」附き物とは何であろう、余「エエ附き物」美人「ハイ、一匹、
狐猿と云う動物を連れて居まして、何処へ行くにも離しませんから、人様の前などへは余....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
いろいろの動物について試験してみると、蛇を怖れるは猿猴の類に限る、但しその中で
狐猿という一種のみは蛇をしかけても平気だという。 窒扶斯菌の寿命 ....
「沙漠の古都」より 著者:国枝史郎
て陽光さえ通らない。私達の足音に驚いて狐や兎が逃げ出したり、臭猫が茨を潜りながら
狐猿の隠れた同じ穴へ周章てふためいて飛び込んだり、群れて遊んでいた手長猿が一度に....