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狗吠
「狗吠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
狗吠の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「俳諧瑣談」より 著者:寺田寅彦
昨夜古いギリシアの兵法書を読んでいたら「夜打ちをかける心得」を説いたくだりに、
狗吠や鶏鳴を防止するためにこれらの動物のからだのある部分を焼くべしということが書....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
んゆう》にあり、令宰初めて至り白すなわち謁す、知識にいいて曰く、白能く明府をして
狗吠を作《な》さしむと、知識それはとてもならぬ事と言いて飲食を賭す、それから入り....
「三国志」より 著者:吉川英治
路に錦江の嶮をひかえ、地勢は剣閣の万峰に囲まれ、周囲二百八程、縦横三万余里、鶏鳴
狗吠白日も聞え、市井点綴、土はよく肥え、地は茂り、水旱の心配は少なく、国富み、民....