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「狡知〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

狡知の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思想と風俗」より 著者:戸坂潤
惹き起こす目的因とでも云うべきこの青年的理想は、この意味では却って一種の「理性の狡知」であり、摂理の「見えざる手」だとも云えるだろう。この理想や理想主義は決して....
読書法」より 著者:戸坂潤
す外はない。――マキャヴェリはその『君主論』に於て、〔君主〕に必要な譎詐・欺瞞・狡知・を分析し、権謀術策の原理を授けているが、その結果は計らずも〔君主〕の陰険な....
霊訓」より 著者:浅野和三郎
に対して、絶えず反抗的態度を執りつつある、有力なる悪霊の集団がそれである。彼等は狡知猾才にとめる邪悪霊を首領と仰ぎ、百方手を尽して、われ等の聖業を阻害せんとしつ....