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狩野山楽
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狩野山楽の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
においらはお寺を見に行ったわけじゃねえんだが」 「あのお寺の大きな床いっぱいに、
狩野山楽の牡丹《ぼたん》に唐獅子が描いてあって、とても素晴しいのですってね、米友....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
、葵《あおい》の間《ま》、襖の絵は石田幽汀《いしだゆうてい》の筆、次は秋草の間、
狩野山楽《かのうさんらく》の筆、あれなる唐門《からもん》は勅使門でございます、扉....
「血ぬられた懐刀」より 著者:国枝史郎
いう豪族の居間である。 秋安と美しい廻国風の娘と、語り合っているその部屋には、
狩野山楽の描いたところの、雌雄孔雀の金屏風が、紙燭の燈火を明るく受けて、さも華や....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
一面、彼のあった慶長から元和にわたっての絵画や工芸は、狩野永徳、松栄などの歿後、
狩野山楽や俵屋宗達などの障壁画に代表されたように、豪華絢麗を極めた桃山風のまばゆ....