狩野芳崖[語句情報] »
狩野芳崖
「狩野芳崖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
狩野芳崖の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
ぞがこんな時に顧みられようはずもなかった。橋本|雅邦は海軍省の製図に通うといい、
狩野芳崖も荒物屋の店に隠れた。 おそらくもう一度来て見る機会はあるまいと思いな....
「日記」より 著者:宮本百合子
けに印をおす。 五日 漸々本が出来て十五冊送ってくれる。方々へあげる。 八日
狩野芳崖遺作「悲母観音」を見る。驚くべき立派さであった。 三十日 一まず出来上....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
修科になって、絵の方と木彫りの方とへこの生徒は別れて行ったのであります。教師には
狩野芳崖(芳崖先生は私が這入った時には、既に故人となっておりました。氏は美術学校....
「痀女抄録」より 著者:矢田津世子
ている。なお最近読んだ書物の中に「菅原直之助、独習をもって刺繍に長じたる人にして
狩野芳崖の『悲母観音』の繍は原画の傑出せると共に有名なり」とあるけれども、これが....