独修[語句情報] » 独修

「独修〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

独修の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
予が半生の懺悔」より 著者:二葉亭四迷
。呉博士《くれはくし》と往復したのも、参考書類を読破しようという熱心から独逸語を独修したのも、此時だ。けれども其結果、どうも個人の力じゃ到底やり切れんと悟った。....
特許多腕人間方式」より 著者:海野十三
しろ、石炭も炭もありませんからなあ。しかしあんたがたの来訪を受けたから、マレー語独修第四十一課の途中じゃが、ここでいったんお休みとするか」 そういって、田方氏....
銀座アルプス」より 著者:寺田寅彦
たのである。シューというのはフランス語でキャベツのことだとS君が当時フランス語の独修をしていた自分に講釈をして聞かせた。 運命の神様はこの年から三十余年後の今....
平塚さんと私の論争」より 著者:与謝野晶子
所を発見し、それを助成しよう、補導しようとする人ならば、私が凡庸な素質と、迂遠な独修的教育と、乏しい経験と、狭い知識とから出来る限り固陋な自己を破って、正大自由....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
と》り案内のようなものであります。明日といわずに、白雲はその場でアルファベットの独修を始めてしまいました。 実際、白雲が知識の足らないために、芸術を理解するこ....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
てみ、フランス内を方々旅した。学問をしたいという感心な心がけで、非常な努力をして独修した。歴史、哲学、頽廃《たいはい》的な詩など、あらゆるものを読んでいた。芝居....