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独往
「独往〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
独往の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自分だけの世界」より 著者:辻潤
いうと「……能物物。明乎物物者之非物也。豈独治天下而己哉。出-入六合。遊乎九州。
独往独来。是謂独有。独有之人。是之謂至貴。」 ニイチエは「超人」を説いた。スチ....
「正義と微笑」より 著者:太宰治
、というよりは、なんだかもうこれからは、兄さんにあまり頼らず、すべて僕の直感で、
独往|邁進したくなっていたのだ。 六月四日。火曜日。 晴れ。わすれていた時に....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
で主公に謁見したのが縁となって、渋江陸としてしばしば召されることになった。いつも
独往って弾きもし歌いもすることになっている。老女|歌野、お部屋おたつの人々が馴染....
「山の人生」より 著者:柳田国男
合体して、『今昔物語』の中の多くの鬼などは、人の形を具えたり具えなかったり、孤立
独往して種々の奇怪を演じ、時としては板戸に化けたり、油壺になったりして人を害する....