独見[語句情報] » 独見

「独見〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

独見の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
いささかも採るべきありと見れば、他の工夫処方の如何《いかん》を顧みず、奮うて自家独見の発明に従事する。前日ス氏来訪された時、予が従来与えた書信をことごとく写真し....
風流仏」より 著者:幸田露伴
が生たるを賞め、賞られて二人の微笑四畳半に籠りし時程は、今つくねんと影法師相手に独見る事の面白からず、栄華を誰と共に、世も是迄と思い切って後妻を貰いもせず、さる....
学校の説」より 著者:福沢諭吉
どく》に費《ついや》す年月はおびただしきものなり。字を知りし上にてこれを読めば、独見《どくけん》にて一月の間に読み終るべし。とかく読書の要は、易きを先にし難きを....
慶応義塾新議」より 著者:福沢諭吉
・不才もあれども、おおよそこれまで中等の人物を経験したるところを記せしものなり。独見《どくけん》もでき、翻訳もでき、教授もでき、次第に学問の上達するにしたがい、....