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猛炎
「猛炎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三国志」より 著者:吉川英治
ルグル廻って、やがて数丈の水煙をかぶっては江底に影を没して行く。 しかも、この
猛炎の津波と火の粉の暴風は、江上一面にとどまらず、陸の陣地へも燃え移っていた。 ....
「雲霧閻魔帳」より 著者:吉川英治
と、無数の影が、往来へ散らばると、一瞬、土蔵はぐわうん――と自身を破壊して、炎と
猛炎が、割れた口から、一丈も噴騰した。 火と、焼け土とが、滝となって、ざっと落....