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猫車
「猫車〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
猫車の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「年譜」より 著者:宮本百合子
ラウダの批評。 四月。ヒューマニズムへのみち。 五月。山本有三氏の境地。 六月。
猫車(小説)。迷いの末。(横光利一厨房日記評)藤村の文学にうつる自然。 単行本。....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ツやセルをお送りいたしました。おそくなって御免なさい。『改造』の小説42マイは「
猫車」という題。もう一ヵ月ばかり前のやはり雨の日、ぬれた青葉の美しさにひかれて歩....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
るものです。小さいがテーマは確《しっか》りとしています、そして「小祝の一家」や「
猫車」より心持が、すこしずつながら深められ、味が口の中にひろがるように、情感のひ....
「鍬と鎌の五月」より 著者:黒島伝治
行くことが出来なくなった。宗保は、薪を積みに行くという真実味をよそうため、途中で
猫車をかりて、引っぱって山へ行く坂の道を登りだした。 「今日は、どうするにも駄目....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
デベソというのは出臍のことらしく、またその近くでネコグルマというのも興味がある。
猫車は近世支那から輸入した一輪車のことで、どんな幅の狭い田の中の路でもあるくから....