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猾智
「猾智〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
猾智の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鏡心灯語 抄」より 著者:与謝野晶子
に論なく、すべて党人と称する人々の大多数は、廉恥も識見もない野人でなければ私欲と
猾智とに富んだ政商の徒であると思っている。全日本人の生活の一表現である政治を党人....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
は乗っかる、突き飛ばす、赤銅色の漁師の腕はすり抜ける、嚊衆の洗濯物はばたつかす。
猾智で放埒極まるものだそうである。まるで鴉の王国といった風だそうである。初めて私....