猿島[語句情報] »
猿島
「猿島〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
猿島の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
」 高部はまたも竜之助の肩をこづき立てましたから、竜之助が、 「生国は下総国、
猿島郡《さしまごおり》」 と何のつもりか出鱈目《でたらめ》のところを述べると、こ....
「松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
雲もなく、月は皎々と冴渡り、月の光が波に映る景色というものは実に凄いもので、幽に
猿島烏帽子島金沢なども見えまする。此方は小松の並木で一本も外の樹はありません。真....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
仙台附近 ツギナンボ 野州北部 ツゲノコ 下総
猿島郡 ツツンギノコ 上野邑楽郡 ツギツギ 越後|柏崎辺 ド....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
にかけては竈をカマダン、上州|邑楽郡ではカマンデェ、その東隣の下野河内郡・下総|
猿島郡ではカマックドとさえ謂っている。すなわち弦のない今日の鍔釜を、載せるように....