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「猿酒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

猿酒の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
といって、怪人は椰子の殻にどろりとしたものを注いで、 「ねえ君らも、子供の時に猿酒の話を聴いたろう。それが、ここへきてみると、立派に『猿酒』といえるものがある....
十二支考」より 著者:南方熊楠
なんだが、昨今は喜んで食う。それから『皇都午睡』初篇中巻にいわく、岐蘇《きそ》の猿酒は以前信州の俳友より到来して呑みたるが、こは深山の木の股《また》、節穴などの....