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「獣形〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

獣形の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
りいれじょおう》、収穫貴婦人《とりいれきふじん》など称し、刈り残した稈《わら》を獣形に作りもしくは獣の木像で飾る、これ穀精《こくのせい》を標すのでその獣形種々あ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
丘の呪術をもって、倶に畜生形と作って行婬〉する罪名を問う事あり。ローマの諸帝中、獣形を成して犯姦せし者数あり。宋以来支那に跋扈《ばっこ》する五通神は、馬豚等の畜....
十二支考」より 著者:南方熊楠
、わが邦の玄猪神に髣髴《ほうふつ》たる穀精の信念が今も欧州に存しいるので、かかる獣形の穀精が進んでデメテルごとき人形の農神となった事、狐は老翁形の稲荷大明神とな....
三国志」より 著者:吉川英治
、孔明の考案にかかる「木牛」「流馬」とよぶ二種の輸送機であった。 これに似た怪獣形戦車は、かつて南蛮遠征のとき敵陣の前にならべられたことがある。今度発明のもの....