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玄恵
「玄恵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
玄恵の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
。それにまた、元成どののお国も伊賀だし、卯木どのが、幼少から養われた都の御縁家、
玄恵法印と仰せあるお方も、俗の頃、よう存じあげておることじゃ」 「…………」 「....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
告げまいりました」 「そうか」 「昨夜は昨夜でまた、都からのお飛脚。――ご親戚の
玄恵法印さまより、事つぶさに、これも楠木家を案じられてのご情報で」 「そうだった....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
門で、駒を降りた。 ひる、義貞を三条高倉の邸におとずれたが、会えなかったので、
玄恵法印をたずね、また、二、三の知人を訪うてもどったのだが、彼の行く先はみな時流....