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玄界灘
「玄界灘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
玄界灘の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「戦争と気象学」より 著者:寺田寅彦
は史上に珍しくはあるまい。同じ筆法で行けば弘安四年六月三十日から七月一日へかけて
玄界灘を通過した低気圧は我邦の存亡に多大の影響があったのである。もし当時|元軍に....
「海豚と河豚」より 著者:佐藤垢石
から金華山沖、房州と下ってきて紀州、土佐。南は小笠原島から台湾。西は九州五島沖、
玄界灘。北は、朝鮮近海まで随分数多い漁場があるが、それで一ヵ年にとれる鯨は僅かに....
「私の若い頃」より 著者:宮城道雄
襲われて、重傷を受けた。私は、已むを得ず十四の年に朝鮮へ行くことになったが、途中
玄界灘で海が荒れて、船の中でおばあさんと心細いおもいをした。 仁川へ行って見る....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
剛|信貴生駒の諸山に別れてただ我が一心を主として行くこととなりました。門司を過ぎ
玄界灘より東シナ海を経てホンコンに着くまでは船長及び船員らと親しくなって時々法話....