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「玄義〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

玄義の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
魔法修行者」より 著者:幸田露伴
かに深き観念あるを説いて止観の説という。この公の源語の注の孟津抄は、法華経の釈に玄義、文句とありて扨、止観十巻のあるが如く、源氏についての止観の意にて説かれたと....
世界新秩序の原理」より 著者:西田幾多郎
という理も、そこから出て来るのである。慈遍は神代在今、莫謂往昔とも云う(旧事本紀玄義)。日本精神の真髄は、何処までも超越的なるものが内在的、内在的なるものが超越....
新西遊記」より 著者:久生十蘭
うげ》という順でやっていく。智海は卅一年の五月に中座に進み、その年いっぱい観心と玄義をやり、卅二年の暮に小導師の位をとった。 そうしているうちに、毎年、陰暦九....
親鸞」より 著者:三木清
て全体的なわれであるともいい得るであろう。 機という字は普通に天台大師の『法華玄義』に記すところにしたがって、微・関・宜の三つの意味を有するとされている。それ....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
智周師菩薩戒疏五巻。 霊渓釈子菩薩戒疏二巻。 天台止観法門玄義文句各十巻。 四教義十二巻。 次第禅門十一巻。 行法花....