玉依姫[語句情報] » 玉依姫

「玉依姫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

玉依姫の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
》のいはふ杉 てふりし罪か君にあひがたき とある――また古事記の祭神の子が活玉依姫《いくたまよりひめ》に通《かよ》ったとある――甘美にして古雅な味が古くから....
霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
ないのでございます。古事記の神代の巻に、豐玉姫からお生れになられたお子様を、妹の玉依姫が養育されたとあるのは、つまりそう言った秘事を暗示されたものだと承ります。....
三輪の麻糸」より 著者:楠山正雄
の山を三輪山というについて、こういうお話が伝わっています。 ある時大和国に、活玉依姫という大そう美しいお姫さまがありました。 この活玉依姫の所へ、ふとしたこ....
手長と足長」より 著者:喜田貞吉
壱岐図説を引いて、忍穂耳尊の妃|栲幡千々姫命と、稚日命・木花開耶姫命・豊玉姫命・玉依姫命だとしてあるが、果して旧説承けるところがあるか否かわからぬ。 関東・奥....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
と思わるるは、 (イ)には、女神を祭る社の四月八日を祭日とすることである。例えば玉依姫を祭るという下総香取郡の東ノ大神、草奈井比売という諏訪の蓼宮社、倭迹々日百....
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
同じく国津神の豊玉姫で、さらにその御子の鵜草葺不合尊の御妃は、その豊玉姫の御妹の玉依姫と申すお方でありました。そして神武天皇はそのお子様です。天皇大和に御即位に....