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玉盤
「玉盤〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
玉盤の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
ためであると説明する人もあったが、うそか本当か判らない。いずれにしても、銀盤とか
玉盤とか形容するよりも、銅盤とか銅鏡とかいう方が当っているらしい。それが高く闊い....
「はなしの話」より 著者:岡本綺堂
ためであると説明する人もあったが、うそか本当か判らない。いずれにしても、銀盤とか
玉盤とか形容するよりも、銅盤とか銅鏡とかいう方が当っているらしい。それが高く濶い....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
絃は※々 急雨の如く
小絃は切々 私語の如し
※々切々 錯雑に弾ずれば
大珠小珠
玉盤に落つ
間関たる鶯語 花底に滑か
幽咽 泉流 水 灘を下る
水泉|冷渋 絃凝....
「三国志」より 著者:吉川英治
て、彼の入室をゆるした。 艶めかしい美姫と愛くるしい女童が、董卓にかしずいて、
玉盤に洗顔の温水をたたえて捧げていたが、秘書の李儒がはいって来たのを見ると、目礼....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
テ 急雨ノ如ク 小|絃ハ切々トシテ 私語ノ如シ ※々切々 錯雑シテ 大珠、小珠、
玉盤ニ落ツ 間関タル鶯語 花底滑ラカニ 幽咽スル泉流、氷下ニ難ム と、いったよ....