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玉篇
「玉篇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
玉篇の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大導寺信輔の半生」より 著者:芥川竜之介
《まこと》しやかに「勤倹尚武」を教えたであろう。父の教えた所によれば、古い一冊の
玉篇の外に漢和辞典を買うことさえ、やはり「奢侈文弱《しゃしぶんじゃく》」だった!....
「辞書」より 著者:折口信夫
まって、日本語の翻訳を加える。康熙字典のはいってくる前から利用されているものに『
玉篇』がある。『
玉篇』は日本でだんだん形が変わって、名も変わってきた。われわれの....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
すなわちカヅラのことで、それは藤の字の本義である。したがって藤はカヅラである。『
玉篇《ぎょくへん》』には「※ハ藤也」とあり、また「藤ハ※也、今草に莚シテ※ノ如キ....
「涙香に還れ」より 著者:野村胡堂
のままの文体と用語で、――小ざかしき後輩の手を加えることなしに――オリジナルの珠
玉篇を提供しようという企ては、わが読書界のために、近頃珍らしい有意義な仕事である....