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玉藻前
「玉藻前〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
玉藻前の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「殺生石」より 著者:楠山正雄
こともあるでしょうが、じつはわたしは、むかしなにがしの院さまの御所に召し使われた
玉藻前という者でございます。もとをいいますと天竺の野に住んだ九|尾のきつねでした....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
か」
と、お由羅が、云った。石見は、お由羅へ笑いながら
「さしずめ、お部屋は、
玉藻前《たまものまえ》と申すところでござるな」
「よし。もそっと、調べてみい。一....