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玉鉾
「玉鉾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
玉鉾の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
られいたのだ。さて、『贅弁』に神徳高き大神を如何ぞ禽獣とすべけんやと詈ったが、『
玉鉾百首《たまぼこひゃくしゅ》』に「いやしけど、いかつちこたま狐虎、たつの類ひも....
「源氏物語」より 著者:紫式部
合なのは自分である、こんなに愛していながらと気がついた。 「夕露にひもとく花は
玉鉾《たまぼこ》のたよりに見えし縁《えに》こそありけれ あなたの心あてにそれ....
「高原」より 著者:寺田寅彦
近なベランダの檜葉を摘んで二十倍で覗いてみた。まるで翡翠か青玉で彫刻した連珠形の
玉鉾とでも云ったような実に美しい天工の妙に驚嘆した。たった二十倍の尺度の相違で何....