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「玉門〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

玉門の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
李陵」より 著者:中島敦
のためいったん、大宛《だいえん》から引揚げようとして帝の逆鱗《げきりん》にふれ、玉門関《ぎょくもんかん》をとじられてしまった。その大宛征討も、たかだか善馬がほし....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
鈔《わみょうしょう》』すなわち『倭名類聚鈔《わみょうるいじゅしょう》』には女陰は玉門《ツヒ》としてあるが、ただし玉茎の条下の※の字の注に、「以開字為女陰」と書い....
『西遊記』の夢」より 著者:中谷宇吉郎
氷がとけて流れ出る僅《わず》かの流域をのぞいては、殆《ほと》んど死の世界である。玉門関《ぎょくもんかん》を越えて、太平洋の水域の勢力の限界を一歩出ると、その西は....
美しい日本の歴史」より 著者:吉川英治
、わが裳を左右へさッと掲げて、その真白な肌はもちろん、ふさやかな毛丘にかこまれた玉門までを、僧の一物の前へ示して、 『尼の物、底無し』 と、応酬した。 これ....