王の鼻[語句情報] »
王の鼻
「王の鼻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
王の鼻の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白髪小僧」より 著者:杉山萠円
るため。 女の持ってる書き物は 王の眼玉を潰すため。 赤児の持ってる月琴は
王の鼻をば塞《ふさ》ぐため。 爺《じじい》の持ってる石笛は 王の耳をば鎖《と....
「鼻の表現」より 著者:夢野久作
ております。 その中央に黄金の鼻輪に繋がれて引き出されたのが、今日の被告ダメス
王の鼻で、その背後には同じ王の眉と眼と口と耳とが証人として出廷着座しております。....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
一 これよりさき、竜
王の鼻から宇津木兵馬に助けられたお君は、兵馬恋しさの思いで物につかれたように、病....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
えます。 「よく降る雪だ」 「この大雪に、どちらまでおいであそばしました」 「竜
王の鼻へ雪見に行って来たのじゃ」 「ほんとに殿様はお好奇《ものずき》でおいであそ....