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「王充〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

王充の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
穴に兼備され居るちゅう事で兎の陰具は平生ちょっと外へ見えぬからいい出したらしい、王充《おうじゅう》の『論衡《ろんこう》』に兎の雌は雄の毫《け》を舐《な》めて孕む....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
抽斎は百尺竿頭更に一歩を進めてこういっている。「但論語の内には取捨すべき所あり。王充書の問孔篇及迷庵師の論語数条を論じたる書あり。皆参考すべし」といっている。王....
十二支考」より 著者:南方熊楠
『古今要覧稿』巻五三一に「およそ十二辰に生物を配当せしは王充の『論衡』に初めて見たれども、『淮南子《えなんじ》』に山中|未《ひつじ》の日....
十二支考」より 著者:南方熊楠
意同じ〉と評した。人間万事塞翁の馬という代りに、宋人の牛といっても可なりだ。漢の王充の『論衡』六にもこの話出づ。これから屁の話の続きだ。 ローラン・ダーヴィユ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
。博物館でしばしば見る通り、中には斧とも槌とも判らぬ間《あい》の子的の物も多い。王充の『論衡』に、漢代に雷神を画くに槌で連鼓を撃つものとしたとあれば、その頃既に....
孔子」より 著者:和辻哲郎
存したであろう、という想像が生まれてくる。著者はこの想像に証拠を与えるものとして王充の『論衡』の文を引き、それにもとづいて少なくとも斉魯二篇本と河間七篇本とが前....