王命婦[語句情報] »
王命婦
「王命婦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
王命婦の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
宮中の宿直所《とのいどころ》ででも、二条の院ででも、昼間は終日物思いに暮らして、
王命婦《おうみょうぶ》に手引きを迫ることのほかは何もしなかった。
王命婦がどんな方....
「源氏物語」より 著者:紫式部
た。 藤壺《ふじつぼ》の宮の自邸である三条の宮へ、様子を知りたさに源氏が行くと
王命婦《おうみょうぶ》、中納言の君、中務《なかつかさ》などという女房が出て応接し....
「源氏物語」より 著者:紫式部
と言った。これも思ったままを三十一字にしたもので、源氏の作としては幼稚である。
王命婦《おうみょうぶ》、 年暮れて岩井の水も氷とぢ見し人影のあせも行くかな ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
氏は二条の院へ帰った。源氏は東宮へもお暇乞いの御|挨拶《あいさつ》をした。中宮は
王命婦《おうみょうぶ》を御自身の代わりに宮のおそばへつけておありになるので、その....
「源氏物語」より 著者:紫式部
をほかにも知った者があるだろうか」 と仰せられる。 「決してございません。私と
王命婦《おうみょうぶ》以外にこの秘密をうかがい知った者はございません。その隠れた....