王女御[語句情報] »
王女御
「王女御〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
王女御の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「三つの宝」より 著者:芥川竜之介
の国の王様は、王女をやるとおっしゃったのだそうだ。 第二の農夫 御可哀そうなのは
王女御一人だな。 第一の農夫 誰か王女をお助け申すものはないだろうか？ 主人 い....
「源氏物語」より 著者:紫式部
によって絵の効果が倍加されるものであるからその種類の物が多い。梅壺《うめつぼ》の
王女御《おうにょご》のほうのは古典的な価値の定まった物を絵にしたのが多く、弘徽殿....
「源氏物語」より 著者:紫式部
》であった。御簾《みす》の中へ源氏ははいって行った。几帳《きちょう》だけを隔てて
王女御はお逢《あ》いになった。 「庭の草花は残らず咲きましたよ。今年のような恐ろ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
重んぜられておいでになる宮の姫君も、予定どおりに後宮へはいって、斎宮の女御と同じ
王女御で侍しているのであるが、他人でない濃い御親戚関係もあることであって、母后の....
「源氏物語」より 著者:紫式部
承香殿の東のほう一帯が尚侍の曹司にあてられてあった。西のほう一帯には式部卿の宮の
王女御がいるのである。一つの中廊下だけが隔てになっていても、二人の女性の気持ちは....