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王統
「王統〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
王統の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
発表して、この破片の本体たる法典はアスールバニパル時代のものに非ずして、バビロン
王統の初期に属するものであろうと言うた。その翌年に至ってデリッチ博士(Dr. D....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
アリヤヌスの『印度記《インジカ》』に、ヘラクレス老いて一女あったが相当な婿なし、
王統の絶ゆるを虞《おそ》れ自らその娘を妻《めと》ったとある。フレザーの『アドニス....
「七重文化の都市」より 著者:野上豊一郎
繁栄の絶頂で、トラヤヌス帝は其処に城砦を築き防備を固めた。その頃は古代エジプトの
王統はすでに絶え、ギリシア統治時代も過ぎ去り、ローマの支配の下に、初期キリスト教....
「二都物語」より 著者:佐々木直次郎
という身分にふさわしいあらゆる豪奢なものがあった。決して断絶することがないはずの
王統★の先々代のルイ――ルイ十四世――時代の流行様式が、この三室の高価な家具に歴....
「三国志」より 著者:吉川英治
ければよかった。昔、漢の高祖三尺の剣をひっさげて白蛇を斬り、天下を鎮め給うてより
王統ここに四百年、なんぞはからん、この末世に生れ合わせようとは」 「まったく、わ....