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王維
「王維〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
王維の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「草枕」より 著者:夏目漱石
溯《さかのぼ》るものはないようだ。余は固《もと》より詩人を職業にしておらんから、
王維《おうい》や淵明《えんめい》の境界《きょうがい》を今の世に布教《ふきょう》し....
「運命」より 著者:幸田露伴
他の模倣者を、 里婦 西が顰に効ふ、 咲ふ可し 醜愈張る。 と冷笑し、又|公暇に
王維、孟浩然、韋応物、柳子厚の詩を読みて、四|子を賛する詩を為せる如き、其の好む....
「鴉片を喫む美少年」より 著者:国枝史郎
楊花落尽子規啼。 聞道竜標過五渓。 我寄愁心与明月。 随風直到夜郎西。 詩人
王維も詠ったっけ。―― 花外江頭坐不帰。 水晶宮殿転霏微。 桃花細逐楊花落。 黄....
「なよたけ」より 著者:加藤道夫
して) 独長嘯 深林人不 (独り言のように)……竹里ノ館か、……知ってるだろう?
王維の詩だ。 清原 (一向に聞いていない。頭の中は心配だけ) 文麻呂 こんな素晴....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
文化を深く体現した者ほど時代の英雄であることができた。阿倍仲麿が玄宗の眷顧を得、
王維・李白等と親しかったのに見ても唐の文化を咀嚼する能力は、少なくとも優秀な少数....