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王覇
「王覇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
王覇の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
かし戦争の進行中に必ず急速に戦争目的に大変化を来たして、主義の争いとなり、結局は
王覇両文明の雌雄を決することとなるものと信ずる。日蓮聖人が前代未聞の大闘争につき....
「娘煙術師」より 著者:国枝史郎
でもいるのであろう、ハタ、ハタ、ハタと羽音がする。
「皇室の衰微もはなはだしい。
王覇の差別もなくなってしまった。どうともして本道へ返さなければならない」徳大寺卿....
「三国志」より 著者:吉川英治
簡雍たちも、いわば白面の書生で、世を救う経綸の士ではない。かかる人々を擁して、豈
王覇の大業が成ろうか」と、極言した。 玄徳は、黙考していた。司馬徽の言に、服す....
「三国志」より 著者:吉川英治
以前と事ちがい、唯今では、君側の人に、諸葛先生が居られます。かならずあなたの抱く
王覇の大業を扶け、やがて今を昔に語る日があることを信じております。それがしは老母....
「三国志」より 著者:吉川英治
い、呉の諸君は、為にみな、しばしば、心を寒うしています。どうか匹夫の勇は抑えて、
王覇の大計にお心を用いて下さい」 と、諫めた。 孫権も、理に服して、 「以後....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
主義が中心となって世界が二分するであろうと想像する。 この見地から究極に於て、
王覇両文明の争いとなるものと信ずる。我ら東洋人は科学文明に遅れ、西洋人に比し誠に....