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「珠光〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

珠光の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
茶の本」より 著者:岡倉覚三
鑑定家である相阿弥は、初期における花道の大家の一人であったといわれている。茶人|珠光はその門人であった。また絵画における狩野家のように、花道の記録に有名な池の坊....
不審庵」より 著者:太宰治
くなれば、未だ以て真誠の茶道を解するものとは称し難く、降って義政公の時代に及び、珠光なるもの出でて初めて台子真行の法を講じ、之を紹鴎に伝え、紹鴎また之を利休居士....
札幌まで」より 著者:寺田寅彦
がら遠くなって行く。天の一方には弦月が雲間から寒い光を投げて直下の海面に一抹の真珠光を漾わしていた。 青森から乗った寝台車の明け方近い夢に、地下室のような処で....