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「班固〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

班固の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
《つい》だ。猴の記載は李時珍のがその東洋博物学説の標準とされたから引かんに曰く、班固《はんこ》の『白虎通《びゃっこつう》』にいわく猴は候《こう》なり、人の食を設....
十二支考」より 著者:南方熊楠
かん》と『折焚柴《おりたくしば》の記』に浪人越前某の伝を同事異文で記したのを馬遷班固の文以上に讃《ほ》めたが、『太陽』へ出すこの文と『現代』へ寄せたかの文を併《....
蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
んが》の歴史の巻首を飾らせるに及んだ。蠅《はえ》といえば下らぬ者の上無しで、漢の班固をして、青蠅《せいよう》は肉汁を好んで溺《おぼ》れ死することを致す、と笑わし....
失うた帳面を記憶力で書き復した人」より 著者:南方熊楠
るところ、終身忘れずと」。 もっとも古いところでは、今より約千八百年前成った、班固の『前漢書』五九の張安世の伝にある。「上、河東に行幸す。かつて書三篋を亡《う....