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「理化学研究所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

理化学研究所の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
柿の種」より 著者:寺田寅彦
である。 英国の物理学者Dとオーストリアの物理学者Bとが日本へ遊びに来て大学や理化学研究所で講演をしたがいずれも満員以上の盛況だったそうである。 Dは数年前....
読書法」より 著者:戸坂潤
四六判・四一六頁・定価一円五〇銭) 19 大河内正敏著『農村の工業と副業』理化学研究所及び所謂理研コンツェルンの指導者ともいうべき著者が、日本の工業政策に....
自然界の縞模様」より 著者:寺田寅彦
でもらいたい。 金米糖の場合については理学士|福島浩君がまだ学生時代の夏休みに理化学研究所へ来ていろいろ実験した結果が発表されている。ある条件のもとには、偶然....
人魂の一つの場合」より 著者:寺田寅彦
に、次のような生理的光学現象に気づきそれについてほんの少しばかり研究をした結果を理化学研究所|彙報に報告したことがある。 長さ数センチメートルの長い火花を写真....
大阪を歩く」より 著者:直木三十五
の有無だけである。芸術なんか何うだっていいから、私は、大阪の人々に、せめて東京の理化学研究所程度の科学研究所を設立してくれと頼みたい。幾億円の富が、そこから生れ....
科学論」より 著者:戸坂潤
た。ここでは政権と自然科学とは別なものではないようにさえ見える。 * 岩崎による理化学研究所、塩見による塩見研究所などが、その少数の例に過ぎない。そして之とても....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
、またそこに限定される。その第一の方面はいわゆる農村工業化運動なのである。これは理化学研究所所長大河内正敏氏などが夙くから唱道して来たところであるが、呉海軍工廠....
調査機関」より 著者:中井正一
言ではない。陸海軍の各種の研究所は、国力不相応にすばらしいものであった。民間にも理化学研究所のような大規模のものが出現した。社会科学方面では、まず満鉄調査部があ....
紅色ダイヤ」より 著者:小酒井不木
てある文字に、点を打ってその新聞記事を写し取ってみましょう。 「本郷駒込富士前の理化学研究所、近藤研究室で、整色写真化学の研究を行っておく苦心している紫外線をば....
たぬき汁」より 著者:佐藤垢石
れは矢の川峠を下って、尾鷲駅から汽車に乗るとき買った大阪新聞の産業欄に、このたび理化学研究所で、団栗から清酒を醸造することを発明し、全国各県の県農会に依頼して、....
音楽界の迷信」より 著者:兼常清佐
な事実を物語っていると思ってもよかろう。 イグチは勇敢にこの実験に応じた。私は理化学研究所のタグチさんの実験室で彼のタッチを実験した。私共はピアノを置く場所を....
仲々死なぬ彼奴」より 著者:海野十三
多いのだろうと、老人は自ら安んじたことであった。学校を出た喜助は、老人の骨折で、理化学研究所へ入って、無機化学実験室の助手をつとめることになったのである。 彼....
長崎の鐘」より 著者:永井隆
壊の第一人者だが」 「まさかあの爆弾の中にサイクロトロンを入れることはできまい。理化学研究所のを見てきたことがあるが、大きな建物一つほどのでっかいものだぜ」 「....
寺田先生の追憶」より 著者:中谷宇吉郎
に、先生の直接の指導の下で仕事をしていたのは、この四人だけであった。後年先生が、理化学研究所と地震研究所と航空研究所とに、それぞれ研究室を持って、若い元気な助手....
日本の頭脳調べ」より 著者:戸坂潤
いということが、大切な特色だ。例えば、宇宙線の研究やサイクロトロンの設計で有名な理化学研究所の仁科芳雄博士などもこの部類に数えられるかも知れない。だが仁科博士は....